「リーディングシアター GOTT 神」 6/29(土)パルテノン多摩先行予約会員の予約開始! 6/30(日)一般発売!
実力派の30代~80代の男優が集結する「リーディングシアター GOTT 神」
舞台はドイツの討論会の場。死は選べるのか?医師による自死の幇助は認められるのか?休憩時間に観客に投票していただく公演、臨場感と親近感が交錯する舞台と客席 張り出し舞台での公演です。
チケットのご予約はお早めに!!
【作】フェルディナント・フォン・シーラッハ
【翻訳】酒寄進一
【演出】石丸さち子
処女作『犯罪』で鮮烈な作家デビューを果たした弁護士フェルディナント・フォン・シーラッハ。
『TABU タブー』、『TERROR テロ』、多数の短篇朗読とシーラッハ作品を多く演じてきた唯一無二の俳優 橋爪功が新作戯曲に挑む!
刑事事件専門の弁護士でもあるシーラッハが、2009年に自らの事務所で扱った事件を基に創作した短篇集『犯罪』は瞬く間に450万部を超えるベストセラーとなり、世界30か国以上で翻訳されました。14年には、乗員164名の旅客機をテロリストが乗っ取り7万人収容のサッカースタジアムに突っ込もうとしたため旅客機を撃墜した空軍少佐の裁判を描いた初の戯曲『テロ』を上梓。同作は観客から空軍少佐は有罪か無罪か投票を募って、その結果によって判決が下るという斬新な戯曲で、日本での公演も橋爪功、松下洸平、今井朋彦、神野三鈴はじめ精鋭出演陣の熱演で各地で絶賛を博しました。
そして今秋、シーラッハの最新戯曲『GOTT』(日本では翻訳書「神」が昨年刊行)のリーディング形式での公演をパルテノン多摩のみで上演します。
13年にシーラッハ初の短編集『犯罪』と『罪悪』を続けてソロ朗読劇で、『テロ』は16年に朗読で、18年にはストレートプレイで弁護士ビーグラー役を演じた橋爪功が『テロ』と同じビーグラー役を担います。『GOTT神』では“自死”の是非を、倫理的も宗教的にも長きにわたりタブーとされてきたテーマを、人生100年時代と呼ばれる今、命とは誰のものか?と問いかけます。
本作は倫理委員会主催の討論会に各界の参考人たちが集まり、自死や、医師によるその幇助の是非を討論する形式となっています。
進行役の倫理委員会委員長役には、多彩な作品に出演し、本作の演出家 石丸さち子が昨年演出した『オイディプス王』で、ゆるぎない演技力とカリスマ性を以って主演を務めた三浦涼介。
若き倫理委員会委員ケラー役に、今年4月~6月は実の親子共演でも話題になった傑作『Le Fils 息子』再演で、各地公演で実力を発揮した岡本圭人。
神学の立場から死を語る司教ティール役に、秀作舞台出演が多く、昨年の『オイディプス王』に続く石丸演出作出演となる文学座の実力派 浅野雅博。法律家の立場から死を顧みる参考人リッテン役に、ミュージカル『SMOKE』での好演も記憶に新しい石井一彰。眼科医ブラント役には、舞台、ドラマ、映画に活躍する 玉置孝匡。医師たるもの死を幇助することは許されないと主張するドイツ連邦医師会の執行役シュぺアリング役に、演劇集団円で橋爪功の後輩である瑞木健太郎。
そして、健康でありながら妻を亡くして生きる意欲を失い、薬による自死の幇助を医師に求める元建築家ゲルトナー役は、俳優として声優として活躍する山路和弘が担います。
一幕と二幕の間の休憩時間には、演じられたその討論を見聞きした観客による投票が行われます。
“生きなければならないという法的義務はない”、“医師には命を守る原則がある”、“国民には自ら死を望む権利がある”、などのさまざまな意見が飛び交う中で、最終的に判断するのは観客という設えの注目作。臨場感、緊迫感と親近感が交錯するであろうリーディング公演にぜひご来場ください!
公演情報
2024年10月
11日(金)19:00開演
12日(土)14:00開演
13日(日)14:00開演
14日(月・祝) 14:00開演
会場:大ホール
料金(全席指定・税込)¥8,000 ★最前列はE列★
※開場は各開演の45分前
※未就学児ご入場不可
※お一人様6枚までご予約可能
※車椅子席ご予約は、公演2日前までにパルテノン多摩への電話予約のみ
6月29日(土)10:00 パルテノン多摩先行予約会員予約開始
6月30日(日)10:00 一般発売
チケットぴあ(Pコード526-578)インターネット販売のみ。
イープラス
※プレイガイドでのお取り扱いについては、各プレイガイドにお問い合わせください。
主催・お問い合わせ
企画製作・主催:パルテノン多摩共同事業体
お問い合わせ:パルテノン多摩 042-376-8181(10:00~19:00 休館日を除く)