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『NHK交響楽団首席チェロ奏者 辻󠄀本玲チェロ・リサイタル』当日券の販売について

『NHK交響楽団首席チェロ奏者 辻󠄀本玲チェロ・リサイタル』当日券は11月17日(日)13:00より小ホール入口の当日券売場で若干枚数販売いたします。

枚数に限りがございますので、お越しいただいてもお入りいただけない可能性もございます。あらかじめご了承ください。

©KING RECORDS

開幕の曲は、「チェリストの聖典」ともいわれるバッハの無伴奏チェロ組曲(全6曲)の中から最も有名な第1番を演奏します。冒頭で奏でられる「プレリュード」の美しいメロディは多くの人に親しまれています。続いては、バッハにインスパイアを受けて作曲されたブリテンの無伴奏チェロ組曲第1番です。高度な演奏技術と深い表現力が要求される難曲で、チェロの可能性を存分に感じていただけます。

後半は辻本が最も信頼するピアニストの一人・津田裕也とともに、美しくロマンチックな楽曲を披露します。優美なメロディで愛されるサン=サーンスの「白鳥」、哀愁あふれるラフマニノフの「ヴォカリーズ」は、ともにチェロの小品として人気の高い楽曲です。リサイタルのラストを飾るのはフランクのチェロ・ソナタ。どこまでも美しい旋律、情熱と深慮の調和、緻密な構成……どこをとっても素晴らしく、ロマン派作品の中でも傑作中の傑作です。

誰もが耳にしたことのある有名曲から知る人ぞ知る20世紀を代表するチェロの傑作まで、チェロの魅力が詰まったプログラムにご期待ください!

出演

チェロ:辻󠄀本玲 ピアノ:津田裕也

©KING RECORDS

辻󠄀本 玲
東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。その後シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。第72回日本音楽コンクール第2位(「聴衆賞」受賞)。2009年ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)。2011年に東京サントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。サイトウ・キネン・オーケストラ、東京・春・音楽祭に参加、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」、「ひばり弦楽四重奏団」、「カルテット AT 水戸」など室内楽でも活動。2019年CD『オブリヴィオン』をリリース(「レコード芸術」誌特選盤)。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1730年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は住野泰士コレクションよりTourteを特別に貸与されている。現在、NHK交響楽団首席チェロ奏者を務める。公式サイト http://www.rei-tsujimoto.com

©Christine Fiedler

津田裕也
仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、ベルリン芸術大学で学ぶ。07年仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。
ソリストとしてベルリン響、東響、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、神奈川フィル、仙台フィル、名古屋フィル、広響、大響、関西フィル、兵庫芸術文化センター管、神戸市室内管、ドイツ室内管等と共演。東京・春・音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭などに定期的に招かれる。室内楽活動にも積極的で、多くの著名な音楽家と共演を重ねる。特に、白井圭(vn)、門脇大樹(vc)とはトリオ・アコードを結成し、国内各地で演奏。20年にはベートーヴェンを収録したトリオ初のCDをリリースし、絶賛される。
パスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。東京藝術大学准教授。

公演情報

2024年11月17日(日)14:00開演(13:30開場)
会場:小ホール
料金(全席指定・税込):¥4,000  
※未就学児ご入場不可
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主催・お問い合わせ

主催:インタースペース
お問い合わせ:チケットスペース 03-3234-9999(10:00~15:00 ※休業日除く)

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