公演・イベント情報
PERFORMANCE/EVENT

2025年度植物特別講演「丸石河原にだけ生えていた(いる)植物~大出水の時代におけるカワラノギクやカワラニガナの動態~」

開催日: 2025年10月04日

植物の研究の第一線で活躍している研究者をお招きし、最新の情報を分かりやすくお話しいただく人気の講座、植物観察会ステップアップコース特別講演は2017年から休止しておりましたが、2024年度より「植物特別講演」として復活しました。今年度は、保全生態学などがご専門の倉本先生に、多摩川に生えていたカワラノギクや、生えているカワラニガナについてお話しいただきます。

【講演内容】

(=倉本先生)が子供のころには、多摩川の中流域には丸石(円礫)におおわれた広大な河原が広がっていました。植物がほとんど生えていない丸石河原に適応した生きものは、中国大陸と共通のものも存在します。複数の原因によって、1990年代から丸石河原はごく狭くなり、カワラノギクやカワラニガナなどの丸石河原にのみ生育する植物は、多摩川から絶滅したり激減したりしています。この講演では、これらの植物の生き方を紹介し、丸石河原の生きものたちの生育環境を回復する術を考えます。

【倉本宣氏プロフィール】

明治大学農学部教授、専門はランドスケープ科学、保全生物学、生態工学で、主な研究テーマは研究室の学生といっしょに行ってきた「首都圏における生物多様性の保全と再生」です。著書に「生物多様性緑化ハンドブック」(地人書館、2006)、「絶滅危惧種の生態工学」(地人書館、2019)など。

申 込:8/31(日)10時~9/24(水)16時

日 時:10/4(土)10:00~12:00(9:30受付開始)
会 場:パルテノン多摩2階 小ホール
定 員:250名(抽選制になります。定員を超えるご応募がありましたら抽選を実施します)
参加費:お一人様1,000円(当日精算)
講 師:倉本宣(明治大学農学部教授)
主 催:パルテノン多摩共同事業体

※植物観察会ステップアップコースとは別の講座になるため、植物特別講演の受講を希望されるステップアップコース受講生は、申し込み・受講料お支払いが必要になります。
※発熱時のご参加はご遠慮ください
※会場でのマスク着用を推奨します
※状況により中止、あるいは対応を変更する場合があります

申し込み

お申し込みはこちらから

受付期間…2025年8月31日(日)10時~2025年9月24日(水)16時

※9/25(木)以降にご参加可能かどうかを通知します。
※複数人でのお申し込みを希望される場合は、1回だけ申し込んでください。
※複数人でお申し込みされた場合は、当落も一緒になります。

MENU