パルテノン多摩資料叢書第3集 太田伊三郎家文書~多摩市一ノ宮小野神社旧神主家の文書群~

中世の「武蔵一宮」であったとも考えられる小野神社(多摩市一ノ宮)の神主の末裔である太田家が所蔵する古文書88点の資料集です。パルテノン多摩で開催した特別展「武蔵国一之宮」展を契機に発足した古文書解読ボランティアによる解読成果が取り入れられています。

内容
  • 巻頭写真
  • 解説 桜井昭男「『太田伊三郎家文書』収録史料について」
  • 古文書解読ボランティア(A~D班)「古文書解読ボランティアに参加して」
  • 第一章 近世の小野神社と由緒
    • 第一節 小野神社の由緒と明細
    • 第二節 朱印地として
    • 第三節 吉田神道を奉じて
  • 第二章 近代の小野神社
    • 第一節 御一新と小野神社
    • 第二節 一ノ宮村の鎮守として
    • 第三節 祭礼をめぐって
    • 第四節 国家神道のみち
    • 第五節 戦争の時代に
    • 第六節 太田家の日常

【掲載史料の例】
小野神社社務所日誌(明治44年)
地頭桑島氏小野神社へ寄付覚(正徳5年)
浅間山焼奥羽飢饉施餓鬼施行銀十枚下賜に付達(寛政元年)
武蔵国延喜式内神名帳(明治3年)
小野神社由来書(年未詳)
神道裁許状(享和2年) 播種帳(苗種年中万覚帳) (明治4年~明治29年)  ほか

【監修】
桜井昭男(日本大学非常勤講師・元多摩市史編さん室専門調査員)

仕様 A4判/203ページ
発行日 2007年3月31日
定価 629円(税込)
重量 525g
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