特別展「多摩市の生きもの大集合！～市民が調べた多摩市の生物多様性～」

開催日： 2025年06月21日 - 07月29日

　近年、生物多様性の重要性が認識され、多摩市は2024年度に多摩市生物多様性ガイドラインを策定し、それを受けて2024年度に多摩市主催で「多摩市生きもの調査隊」が結成され、生物多様性の調査が行われました。この調査は市民が調べる「市民科学」であることが特徴で、多くの生物多様性情報が集まり、素晴らしい成果が上がりました。

　そこで、特別展ではその成果を紹介するとともに、調査から見えてきた多摩市の生物多様性の特徴や、生物を取り巻く状況なども紹介します。また、東京都でも「東京いきもの台帳（デジタル版東京都野生生物目録）」作成に取り組んでおり、その成果も紹介します。　本展示を通して、生物多様性を調べることの重要性や、市民科学の可能性を伝えていきたいと考えています。そして多くの方に生物は面白いと感じていただければ幸いです。

展示構成（内容は変更の可能性があります）

第1章　生物多様性を感じてみよう

ここでは、「生物多様性」について説明するとともに、多摩市生きもの調査隊の概要や「市民科学」の重要性、過去の多摩市エリアの生物多様性調査についても紹介します。また、調査隊成果を紹介し、多摩市の豊かな生物多様性をご覧いただきます。

第2章　調査から見えてきた多摩市の環境

調査隊の成果からは様々なことが分かります。その一つが多摩市の環境です。ここでは、調査から見えてきた多摩市の環境を、その環境で見られる生きものとともに紹介します。

第3-1章　調査で分かった多摩市の生物多様性の今

今回の調査では生物多様性に関する現在の多摩市の様子が明らかになりました。ここでは、絶滅危惧種やホットスポット、外来種や生物と気候変動との関わりなどを紹介します。

第3-2章都民が明らかにした東京都の生物多様性

ほぼ同時期に東京都が主催し、都民参加の調査のほか、専門家による調査が進められています。ここでは、調査から明らかになった東京都の生物多様性に関する情報を紹介します。

第4章　未来へ伝えたい生物多様性

調査の目的に立ち返り、今の多摩市に存在する生物多様性を未来に伝え、さらに未来には今以上の豊かな生物多様性を取り戻していくためにはどうすればいいかを考えます。

開催情報

会期：2025年6月21日（土）～2025年7月29日（火）　入場無料

時間：10:00～17:30

会場：2F オープンスタジオ

展示解説：①6月28日（土）、②7月5日（土）、③7月20日（日）　各14:00～15:00

開始時間までにオープンスタジオ入口付近にお集まりください（事前申込不要）

担当学芸員と多摩市生きもの調査隊取りまとめ役の渡辺仁氏（NPO東京生物多様性センター）が解説します。

解説後、希望者を対象にiNaturalistの使い方のレクチャーも行います。

公演・イベント情報
PERFORMANCE/EVENT

特別展「多摩市の生きもの大集合！～市民が調べた多摩市の生物多様性～」

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関連イベント（内容は変更の可能性があります）

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