【受付終了】パルテノン多摩ミュージアム　市民学芸員養成講座　第3期生

パルテノン多摩ミュージアムは、ミュージアムと地域をつなげる「市民学芸員」の第3期生を募集します。

パルテノン多摩ミュージアムは、リニューアルを控えた2020年、新たなミュージアムを一緒に育てる市民学芸員(第1期)を募集しました。

第1期市民学芸員は新たなミュージアム像についてのディスカッションをおこない、その結果はミュージアムリニューアルの計画にも反映しました。さらに、その後加わった第2期市民学芸員とともに、さまざまな興味関心に基づいて、以下のような活動を実施および継続中です。（基本的には月1回の定例会と、各自興味のあるプロジェクトの活動に参加します。）

本講座の受付は終了しました。

●街角アート⇒調査・鑑賞ツアー・展示（丸善・4階廻廊等）・データベース反映・多摩ニュータウン学会誌への寄稿など

●橋　⇒多摩市の橋の調査、プレゼン、冊子作り、展示（4階廻廊展示）など

●こども　⇒小学生の絵を募集して地域発見トレーディングカードづくり（展示・カード作成）

●メカイ⇒メカイづくりWS実施

●多摩ニュータウンの色彩調査⇒現在調査中

●絵図の調査⇒調査・展示（企画展）の実施、4階廻廊展示準備

●まちの科学⇒調査・展示準備中

●多摩ニュータウン開発関係者の手記の調査⇒調査中

●その他：収蔵庫の虫害トラップ設置、展示室内清掃（有志のみ・不定期）など

今後も多様な企画を実現させ、変化に富んだミュージアムづくりを行っていく予定です。

そしてここで、新たに市民学芸員・第3期生を募集することになりました。みんなでさまざまなアイデアを持ち寄り、新しいミュージアムと地域をつなげて、一緒に楽しみ、学びあい、地域を再発見できる場所づくりをおこなうプレイヤーになってみませんか？

講座ではミュージアムの基礎的事項を学ぶとともに、グループワークによる企画作りまでを体験していきます。講座で考案した企画で実現可能なものは、講座終了後に実際のプロジェクトとして稼働させる予定です。

かかわり方や興味関心はさまざまで構いません。ぜひミュージアムを育てる活動に参加してみてください。

内容

【日程・場所】　※時間はいずれも14時～16時　会場はパルテノン多摩館内　※講座の内容や順番は変更の可能性があります。

【第1回】2024年1月14日（日）「はじめに」
　　　　　　自己紹介・講座内容説明
　　　　　　「わたしの好きなミュージアム」発表
　　　　　　ミュージアム・廻廊展示見学等　

【第2回】2024年1月28日(日)「博物館とは何か？」
　　　　　　講義を受け、博物館の基礎知識・役割などについて理解します。
　　　　　　また、資料からの情報の引き出し方などについても考えます。

【第3回】2024年2月10日（土）「博物館活動で必要なこと」
　　　　　　博物館活動をおこなうにあたって必要な著作権や文献の使い方、倫理、地域情報などの知識を学びます。

【第4回】2024年2月18日(日）「ミュージアムで企画する・Ⅰ」
　　　　　　ミュージアムで企画する原点である自分や仲間の興味関心を共有し、
　　　　　　第1期・第2期の市民学芸員の活動事例から企画イメージを膨らませます。　　　
　　　　　　①スタートは好奇心：WS「わたしが興味のある場所・モノ・コト・ヒト」(各自3分程度で発表)
　　　　　　②過去の活動から学ぶ：第1期第2期市民学芸員の事例紹介
　　　　　　グループワークによる意思決定の方法も学びます。

【第5回】2024年3月2日(土）「ミュージアムで企画する・Ⅱ」
　　　　　　グループでの企画づくりをおこない、企画の作成過程を学びます。
　　　　　　ミュージアムの使命に留意しながら、適切な方法で実現できる企画を練ります。

【第6回】2024年3月9日（土）「修了発表会」
　　　　　　グループで練った企画を発表し、みんなで評価します。
　　　　　　実践的な企画は、実際のミュージアムのプロジェクトとして実現させます。

※講座は対面でおこないますが、状況によってはオンライン（Zoom)を用いることもあります。

【定員】16名程度（予定）（12/20締切・選考後連絡）

【場所】パルテノン多摩館内　

【対　象】・一般（中学生以上）　

　 　　　 ・博物館や地域（歴史・くらし・自然・環境・建築・アートなんでも可）に興味のある方。

　 　　　 ・博物館で企画・活動してみたいと思っている方。

【参加費】2,000円（全６回通し／初回に会場にて精算）

【選　考】申し込みフォームの作文等にて選考をおこないます。結果は12月中にお伝えし、ご案内をお送りします。

【その他】・市民学芸員の活動は、本講座終了後も継続していく予定です。
　 　　　 ・講座終了後、第3期市民学芸員としての活動期間は3年間を予定しています。

【主　催】パルテノン多摩共同事業体