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【インタビュー】パルテノン多摩改修工事に携わっている方にお話を聞きました!

パルテノン多摩の改修工事の設計監理を担当されているナスカ・東畑・森村設計共同企業体から有限会社ナスカ 一級建築士事務所 の鹿野安司(しかの やすし)さん、樋口卓史(ひぐち たかふみ)さんにお話しを伺いました。



〇今回の工事で、具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか?

樋口:僕らは設計から関わっているのですが、その時から多様な専門家の方々と共同でつくりあげてきました。それらの思い描いたことを実際に工事するための図面をチェックし、現場も相違がないかの確認を日々行っています。

〇苦労されていることは何ですか?

樋口:新築だと思い描いている通りにできますが、今回は改修なので、ふたを開けてみたら違ったということありますね。

鹿野:現場がどんどん進んでいく中で想定外のことも起きるので、限られた時間の中で解決していくのが大変ですね。色々な専門分野があり、工事業種が様々なのでその調整が難しいというか、それがメインの仕事ですね。

〇今回の改修工事でパルテノン多摩が大きく変わるところは何ですか?

樋口:できる限り既存の壁を取り払って、自分がどこにいるかわかりやすくオープンな空間、居心地の良い空間というような「街のひろば」を目指して設計したので、様々な出会いが生まれるような空間にできたと思います。

〇改修工事と新築工事で違いがありますか?

鹿野:改修の場合、あるものをどう活かすかですね。ただ、ナスカ代表の古谷誠章が言っていることですが、新築も、街に対しては増築みたいなものではないかと。そう考えてみると改修と新築は、特に区別はないように思います。
樋口:担当者レベルでみると、新築は工事の順番が想像つくのですが、改修の場合は最初から仕上げを考えて、次は躯体を考慮してというように、四方八方から様々な検討事項が飛んできます。工事の状況を見ながらやれることからやっていくため、打ち返していくのが大変ですね。
鹿野:千本ノックをうけているようなものですよ。変化球が来たりとか(笑)

〇やりがいを感じられるのはどんな時ですか?

鹿野:変化球や想定外なことが起きた時に、ずっと考えていると「これはいけるな」と思いつくことがあるんですよ。その時がおもしろいですね。

〇パルテノン多摩での思い出はありますか?

鹿野:夢の遊眠社の「彗星の使者」という野外での公演を、当時夢の遊眠社が大好きだったので、見に来ましたよ。満点の星空で上演するといった内容だったと思います。

〇リニューアルオープン後に、来館される方へのメッセージをお願いします。

樋口:設計した側の願望としては、今まで来なかったような方々にも積極的に来館して欲しいですね。それとロビーでコンサートをしたり、大階段を使ってもらうなど、設計で想定していない使われ方がされて、新たな賑わいが生まれると嬉しいですね。
鹿野:館内は、どこをとっても絵になるように設計しているので、インスタ映えすると思います。是非、たくさんの方に見に来ていただいて、楽しんでいただければと思います。


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