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第一次世界大戦前夜、ドイツ北部の村で次々と起こる不条理な出来事 じわじわと迫り来る目に見えない恐怖 全編モノクロで描かれた映像は美しく、そして恐ろしい。
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
出演:クリスティアン・フリーデル、エルンスト・ヤコビ、レオニー・ベネシュ、ウルリッヒ・トゥクール、ウルシナ・ラルディ他
はじまりはドクターの落馬事故だった。小作人の転落死、男爵家の火事、荒らされたキャベツ畑、子どもの失踪。それぞれの事件が、徐々に村の空気を変えていく。誰の仕業なのか、皆が不信感を募らせる。そして、村人たちの素顔が、浮き彫りになっていく。
2009年カンヌ国際映画祭パルムドール大賞受賞